ラジオ局の男が半年間、育休を取ってみた

ラジオ局・番組制作部勤務の男(33)が2019年4月から半年間の育休を取っています。その感想など。

2019/6/21 いろいろと運命の日

朝。運命の日。

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米・ゴンザガ大に所属している八村塁のNBAドラフト。バスケファンにとってはたまらない。NBAファイナルが終わってから、ずっとソワソワしていた。長女には悪いが、朝から嫁と私の趣味に付き合ってもらう。
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全体9位指名でワシントン・ウィザーズへ。素晴らしすぎる。八村選手が現役でいるあいだに絶対に生で観戦する。絶対に。

長女はドラフト中継の所々に挟まれるバスケのシーンを見ては「ゴー・ジェッツ(千葉ジェッツのこと)」と叫ぶ。英才教育が進んでいることを確信。

 

午後。嫁とケンカする。今回の原因は、長女への叱り方。

一時のピークは過ぎたが、長女はまだまだイヤイヤ期の真っ只中。その長女の主張が特に激しくなるのが食事中。ちょっと気に入らないこと(味付けが塩辛かったり、一気に口に入れ過ぎて噛めずに吐き出してしまったり)があると、途端に食べなくなってしまったり、嫁や私に「食べさせて」とせがんできたりする。恐らく、次女が生まれたことによる赤ちゃん返りもあるのであろう。

この長女の食べ方について、昼食の際の嫁の怒り方がどうにも腑に落ちなかったので、嫁に怒り方の真意を聞いたのだが、この私の聞き方が悪かったようでケンカに発展。

嫁いわく、私の聞き方が上から目線の教え諭すような感じに聞こえてしまったらしく、逆に「私に対してその言い方はないんじゃないの!?」ということに。そんなつもりは全くなかったのだが。こうなると水掛け論に。

家に居ても険悪ムードむんむん。なにより子供たちに嫁と言い合っている姿は見せたくない。

ということで、嫁に許可を得て(この許可を得る作業が非常に恐ろしかったが)、一人で外出してアタマを冷やすことに。
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育児本がふんだんに揃っている柏の葉・蔦屋書店へ。

男性向けの育児本のコーナーには「産前・産後の妻との接し方」や「家庭内での父親の立ち振る舞い」など、いまの私にピッタリの話題について書いてある本がたくさん。読み漁る。

今回、改めて考え直そうと思ったこと。

 

◆育休を取って家事など色々と学んだことで、「家庭内にママ2人状態」になっていないか。家庭内での父親の役割とは。

 

◆幼児教育についてアレコレ学んだことで、頭でっかちになっていないか。それによって、嫁に対して「子供への怒り方は〜」「この時期の知育は〜」など、小言が多くなっていないか。

 

◆いまの状況で、嫁が喜ぶこととは何か。嫁が笑顔でいてくれることが家庭内の安定、そして子供への教育にとって重要な要素のひとつなのではないか。

 

育休を取り始めてもうすぐ3ヶ月。産後は寝たきりに近かった嫁の体力もだいぶ戻ってきた。

残りの3ヶ月は、嫁と私2人がいるからこそ可能な子育てをやっていきたい。そのための点検作業として、今回のケンカを生かしていきたい。

 

夕方、帰宅。嫁、口をきいてくれず。居づれぇーーー