ラジオ局の男が半年間、育休を取ってみた

ラジオ局・番組制作部勤務の男(33)が2019年4月から半年間の育休を取っています。その感想など。

2019/6/30 ザ・持つべきものは友

きょうは大学時代の友人が次女の出産祝いで家まで来てくれる日。朝から掃除などに勤しむ。

 

午後。友人たちがもうすぐ最寄りの駅に着くとの連絡が。長女とともに迎えにいく。

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通り道のTSUTAYAにDVDを返しに行く長女。ちゃっかりしている。

 

駅に着くと懐かしい面々がちょうど改札から出てくるところだった。一気に学生時代に戻る。

長女はオジサンたちを見て、面白いと思われたいのか、変顔をしながら「ABCの歌」を歌う。それを見た友人たちから「こんなに狂気を感じるABCの歌は初めて」との言葉をもらう。有難い。間違いなく長女は私の子だ。

 

家に着き、次女と初対面の友人たち。
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はしゃぐ友人A。来てもらってなんだが、やめてほしい。

友人たちは嫁とも顔見知り。近況を報告し合う。そして、離乳食器セットやお包みなどの出産祝いをいただく。わざわざ持ってきてくれるとは。本当に有難い。

1時間ほど子供たちと戯れてもらう。

 

その後、これで帰らせてしまっては寂しすぎるので、嫁と子供たちを家に置いて、友人たちと近くの居酒屋へ。この日のために「嫁からの信頼ポイント」は貯めてきたつもりだ。

 

来てくれたメンバーは未婚が多いということもあり、居酒屋では家庭や子育ての話はほとんどせず、学生時代の思い出話や仕事の話、恋愛の話など、独身時代と変わらない内容の話をする。

育休取得から3ヶ月、嫁以外の話し相手といったら幼児教室やプレ幼稚園の保護者の方々や先生がメイン。当然、話す内容は「子育て」の話。たまに両親と電話するときも、もちろん子どもの話。そして、嫁と話すことも子どもの話がほとんどだったように思う。

そんななか、育休取得から3ヶ月経つこのタイミングで、友人たちと子供のこと以外の話ができたのはとても新鮮で、心が軽くなるのを感じた。きっと無意識のうちに子供のことで頭が一杯になっていたのだろう。今日という日がなかったら、もしかしたらあと3カ月の育休を走り抜けなかったかもしれない(まだ終わってないが)。そう思わせてくれる充実した時間だった。同時に、私は周りの人に生かされているということを改めて痛感した。

結局、3軒ハシゴ。栃木から駆けつけてくれた友人もほぼ最後まで付き合ってくれる。有難い。素敵。

 

22時に帰宅。嫁は寝ずに待ってくれていた。「嫁からの信頼ポイント」は貯まっていたようだ。一人で子供たちを寝かしつけるのは大変だったろう。感謝。

その後、メチャクチャ酔っぱらいながらテレビで放送されていた「君の名は。」を鑑賞。酒の力も相まって、映画館で一度見ていたにも関わらず、エンディングで涙。なんだか素敵な一日だった。