「料理は嫁に献立を考えてもらうと楽」「日本人は4月生まれが本当に多いのか?」(2019/4/8〜4/15の感想まとめ)
◆料理は嫁に献立を考えてもらうと楽
今回の育休を取るまで、私はほとんど料理をしたことがなかった。
「包丁の使い方」「しお少々の‟少々加減”」「油跳ねるの恐い」などなど、現在もさまざまなことに戸惑っているが、何よりも困ったのが「献立の決め方」だった。
結婚する前の一人暮らし生活では「バランスのいい食事」など考えたこともなかったし(牛丼屋に行った際には生野菜サラダを付けるのがポリシーだったが)、そもそも冷蔵庫にある食材で何を作ることができるのか皆目見当がつかない。バットの振り方を知らないまま、打席に入ってしまったのだ。
献立を勧めてくるサイトやアプリも検討したのだが、「きょうはソレを食べたい気分じゃないんだよなぁ」的なことが多く、なんだかピンとこなかった(いきなりカーブを投げられている感じ)。
最終的に、私は「献立は嫁に決めてもらう」ことにした。嫁には負担をかけて申し訳ないが、献立を決めてもらうことで、買い出しの食材や料理を作る順番などを逆算して考えられるようになった。
何より「その献立を作る」という目標を立ててもらうことで、料理に対して能動的に行動できるようになった。
また、嫁は嫁で、自分が決めた献立なので失敗してほしくないのか、よくキッチンまで様子を見にきてくれる。おかげで、調味料の位置やレンジの使い方など、分からないことはすぐに聞ける環境になった。
6月に入るまでには献立を提案できるレベルに達したい。
◆日本人は本当に「4月生まれ」が多いのか?
退院した直後に嫁から聞いた話。次女が生まれた4月2日から退院するまでの1週間は、出産ラッシュで看護師たちも驚いていたというのだ。
最大21人の妊婦を受け入れられる病室は常に満員で、
産経新聞の記事。奈良女子大・中田大貴准教授の研究チームによると、4~6月生まれのJリーグ選手は全体の34・7%で、プロ野球選手も32・8%。一方、1~3月の「早生まれ」選手はJリーグで14・6%、プロ野球も14・2%にとどまっているという。
記事にも「考えてみれば、成長期間には最大12カ月間ものばらつきがある。その集団が同学年として運動の練習や試合を繰り返せば、相対的に成長の遅い『早生まれ』は不利であろうことは、想像に難くない」と書いてある。確かにその通りだと思う。
しかし、記事はこう締めくくられている。
(中田教授は)「自信をなくしてしまった早生まれの子供を『あなたに才能がないわけじゃない』と励まして、運動嫌いの早生まれっ子を1人でも少なくしたい」。
私の次女はたまたま4月2日に生まれたが、これが良いことなのは今後次第。
それよりも生まれた月や環境によって才能の芽を潰すようなことがないよう、子供たちは日頃どんなことに興味を持っているのかを感じ取れるよう、親としてアンテナを張っていたいと改めて思った。