ラジオ局の男が半年間、育休を取ってみた

ラジオ局・番組制作部勤務の男(33)が2019年4月から半年間の育休を取っています。その感想など。

2019/6/15 雨の日の外出、徒歩か車か問題

朝。天気は梅雨らしく、雨。いや、梅雨らしいしとしとした雨ではなく、だいぶ強く降っているか。

毎週土曜日は幼児教室。晴れていれば徒歩10分もかからない道のりだが、雨が降っているだけで遠く感じる。さらに、雨好きな長女がはしゃぐ姿が目に浮かぶ。こんな雑念を振り払い、まずは家事を淡々とこなす。

 

いつもより早く家を出る。長女には何があってもいいように、レインコート(フードも被らせる)と傘、そして長靴という重装備をさせる。さて、何事もなく幼児教室までたどり着けるか。

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まず、マンションを出て感じたこと。雨が予想以上に強い。横殴りの雨。私は傘のみで出てきてしまったのだが、これは下半身はずぶ濡れになる予感。やってしまった。足早に進みたい。
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しかし、そんな私の思いとは裏腹に、長女はすべての水たまりにダイブしながら進む。何故そんなにも水たまりに興味を持つのだ。中には雨水以外、何にもないぞ。

出発からほどなくして、長女の傘はすでに私の手の中。ダイブするときに邪魔だったようで、早々と私に渡してくる。

手を引っ張ろうにも、水たまりに飛び込む長女の顔が輝きすぎているため、無下にできず。くそぅ。
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テンションが上がりすぎた長女、普段は登らないブロック塀を渡り始める。勘弁してくれ。

しかし、ここで困ったのが私の親心。楽しそうにしている長女に強く出れず。なんなら、ちょっと高いブロック塀に登れた長女を賞賛する気持ちさえ出てきている。

 

結局、幼児教室に間に合うギリギリの時間まで雨を楽しみ、最終的には右手で長女を抱っこ、左手で傘をさしながら猛ダッシュ。This is 苦行。

私の左半身と下半身はずぶ濡れになるも、長女はなんとかそこまで濡らさずに到着。

他の生徒の保護者の方を見ると、やはりずぶ濡れになっているお母さんや、すでに疲れて切っているお父さんがチラホラ見える。なんなんだろう、この仲間意識は。お互い頑張りましょう。

肝心の幼児教室の長女の様子は、なかなか集中していた模様。朝から運動したから頭がスッキリしたか。ハサミを使うタイミングがあったのだが、器用にこなす長女。手先は器用か。この姿を見れただけで私は満足。

・・などと思ったのも束の間、1時間後には雨の中の帰路があることに気付く。苦行は続く。

 

雨の日の外出。未就学児と一緒だと何かと大変。ちょっとした距離でも車を使ったほうが確実に楽。しかし、雨の日の外を経験させたいというのも親心。時と場合を考えて、使い分けたい。

ちなみに、今日は絶対に車だった。くそぅ。